2012年06月28日

曲目解説!

7月7日に歌う曲の対訳と解説ですよ〜

今回は、H.Wolfを歌います。
生徒さんが「ウォルフですか?」と言いました、、、

フーゴー・ヴォルフです!


たしかにドイツリートをしていない人には、あんまり馴染みの無い作曲家かもしれませんね。

私も学生の頃、オペラアリアば〜っかり歌ってたときは、名前は知ってるけど、、、程度でしたからあせる


メーリケが作詩した詩集から作曲した「メーリケ歌曲集」より3曲歌います。


今回も、句読点を無くして訳してみました。
なんか、ウルサク感じるんですよね〜。
もともと日本語の詩ならそんな事ないのに。



隠棲

世の人よ 私にかまわないでおくれ
愛の贈り物で 私の気を惹かないでおくれ
この心をひとりきりにしておくれ
喜びと苦しみと共に

何が悲しいのかわからない
それは よくわからない悲しみなのだ
いつまでも私は 涙を通して
愛しい陽の光を見ている

何度も私の知らぬ間に
明るい喜びがこみ上げ
厳しさをつき抜け
私の胸に幸せを 刻み込む

世の人よ 私にかまわないでおくれ
愛の贈り物で 私の気を惹かないでおくれ
この心をひとりきりにしておくれ
喜びと苦しみと共に



この前、ピアノと合わせたときは、まだ世を捨て切れてない感じでした、、、
本番までには、必ず捨てます(笑)。

最初のフレーズが最後にまた出てきます。
メロディーも同じです。

しかし!その前のうわ〜っと盛り上がっているフレーズから隠棲に戻るまで一小節も無いんですわ。

ぜひ本番では、素早く変わるタムラをご覧下さい(笑)。



庭師

雪のように白い愛馬にまたがり
美しい姫が並木道を通る

馬が躍るように行くその道に
僕の撒いた砂がきらきらと光る

高く低く揺れるバラ色の帽子よ
飾りの羽毛をひとつ こっそりと投げておくれ!

代わりにひとつ 花が欲しいなら
一つと言わず すべての花をあげよう



三拍子系のとっても可愛らしい曲ですよ。

ピアノがずっと「ランパパン♪」と馬の足音を表現しています。

今回も、谷口敦子さんが弾いてくれます。

きっとステキな馬の足音でしょう!



もう春だ!

春が青いリボンを
ふたたび空にひらひらさせる
なつかしい甘い香りが
春の予感のする大地をかすめる

スミレは夢見がちに
すぐにでも芽吹きたがっている

聞いて!遠くの静かなハープの音!
春!そう あなたね!

あなたを聞いたわ
そう あなたなのね!



リサイタルでは、同じ歌詞でシューマン作曲のを歌いました。

良い歌詞には、色んな作曲家が曲を書きますよね〜。

なんか、今の歌謡曲は先に曲があって後から歌詞をつけるそうですが、歌詞があるからメロディーがあるんやろ!おかしいんちゃう怒

おっと!話がそれました(笑)。


最初は、静かに春が来たと囁きます。最後はうわ〜〜〜〜っと春が来た!と喜ぶように歌い終わります。

ドイツの冬は厳しいですから、春が来たらこんな感じでみんな喜ぶんでしょうね。


ヴォルフはドイツ語のとおりに歌わないと、無理やりフォルテにしたらヘンなんです。
どの作曲家も難しいけど、その辺をわかって仕上げないとヴォルフは特に難しいですね〜。

後奏のピアノは圧巻ですよ!ぜひ当日お聞き下さい。



ラ・フェニーチェ 第31回演奏会

2012年7月7日土曜 午後2時開演

豊中市立ローズ文化ホール
阪急庄内駅徒歩5分


お待ちしてますラブラブ
posted by やすこ | Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ